借り換えとは何か?

そもそも住宅ローンの「借り換え」とは一体どのような制度なのでしょうか?借り換えって聞いたけどそもそも良く意味がわからないという人のために住宅ローンの借り換えとは何なのか?ということを説明していきます。

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借り換えのしくみ

借り換えというのは、今お金を借りているところから、別のところに乗り換えるということを指します。
たとえば、A銀行から2000万円の借入をして毎月返済をしているとします。
借り換えはB銀行から新たに2000万円の借り入れをして、その借りたお金でA銀行の借金2000万円を返済し、それ以降はB銀行に返済をしていくというものです。

 

これを「A銀行からB銀行に借り換えをした」というように表現します。

 

 

借り換えをする意味とは?

なぜ、借り換えをする必要があるのでしょうか?
もちろん、借り換えはメリットが無いとする必要はありません。

 

多くの場合は「金利の引き下げ」です。
先ほどの例でいえば、A銀行から金利3%でお金を借りていたとするとき、B銀行なら金利2%で借りられるという条件が提示されていたとします。

 

金利とうのはお金を借りる時の値段のようなものです。
よりやすい商品があるからそっちに乗り換えるというのが借り換えの意味です。

 

特に住宅ローンのように借りる金額が大きいローンの場合、借り換えをすることによって得られるメリットも相当大きくなります。

 

借り換えの経済効果のイメージ

 

本当にそんな風に借り換えでうまく行くの?

住宅ローンの金利はおおよそですが、「長期金利(10年もの国債利回り)」と呼ばれる金利によって決まります。

この金利は下記のグラフで示したような推移をしています。

 

(最終は平成26年7月31日)

 

これを見ても明らかですが、長期金利の水準は0.5%前後であり、ここ15年くらいの中でも最低水準で推移しています。

 

つまり、それだけ住宅ローン金利も下がっているということになります。
特に「平成17年以降で住宅ローンを組んだ方であれば借り換えによって住宅ローン金利が下がる可能性が高い」ということが言えます。

 

また、銀行における住宅ローンの占める重要性が上昇したということも借り換えにとっての追い風です。金利が下がっていることに加えて、銀行間での住宅ローン競争は激化の一途をたどっており、基準となる長期金利の下落以上のスピードで住宅ローンの金利が下がってきています。

実際に「住宅ローン金利ランキング」などによると、直近は毎月のように住宅ローンの実行金利が過去最低を更新しているとされています。

 

こうした背景もあって、過去に住宅ローンを組んだ人は「借り換えによって経済的メリットを受けられる可能性が高い」といえるでしょう。

 

借り換えって道徳的にやってもいいの?今の銀行に悪くない?

でも、今の銀行とは30年間返済するって約束でローンを組んだわけで、もっと安い銀行が見つかったからってこっちの都合で変更(借り換え)してもいいの?と思うかもしれません。

 

答えは「全然問題ありません
基本的に住宅ローンの契約において借り換えを制限するような条項などはありません。
「今の銀行のまま金利交渉という方法もある」でも紹介しますが、銀行側だって金利が安くなっているならそれに合わせて金利を引き下げてくれたっていいわけです。

 

それをしてくれないなら、こちらがより有利な条件を出してくれるところに切り替えるという行動はとがめられる行為ではありません。

 

それでは具体的に借り換えをする利点や注意点を見ていきましょう。「住宅ローン借り換えのメリットとデメリット」をどうぞご覧ください。


 

借り換えにオススメの住宅ローン